粘土のようにレンダリングする技術とアードマン特有の口の動きを表現させるアニメーションは、すばらしい。
水の動き、小道具の使い方は、ストップモーションよりも難しかったのではないかと思う。
キャラクターでは、パントマイムをするピエロカエルが笑えた。
しかし、ストーリーの端々にみられるちょっとお下劣、下品、またナメクジが登場するシーンは、ずっと凝視してみていたいと思う作品ではない。
ナメクジは、かわいらしくはしてあり、べっとりネチョネチョではないが、男がみて気持ちがいいものではない。
ウォレスとグルミットや羊のショーンにみられる小さな小道具や粘土で表現させる技巧による驚きが3DCGにはなく、3DCGによって、CGエフェクトの方がもっと驚かせてくれる表現技巧があるはずなのに、逆に粘土と小道具よりも少し劣って見えた。
アードマンのクレイアニメーションは、粘土や小道具、ミニチュアセットは、丁寧な作りと執念ともとれるスタッフの意気込みが、陳腐で幼稚でつまらない子供向きと思わせないほど、見ている方にすばらしさが伝わるので、次回の粘土作品に期待したい。
うわさでは、アードマンとの次の提携はないと聞いたが、そうだろうなと想像させる。
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